つながっているのに、満たされない。 話しているのに、伝わらない。 “Still in the Dialogue” 私たちは、面倒な対話の渦中にいる。〈Private〉な時間くらいは誰とも会わず過ごそうか? 異世界からやってきたような、知らない映画と〈はなす〉のも悪くない。 洗浄される前のむきだしの音楽。 知らない誰かと過ごす暗闇。 あなたの〈最後の生活〉に全く必要ないはずのノイズを調合し、渋谷の地下クラブにて、お待ち申し上げ候。 この奇妙なイベントに興味を持っていただいたことに、感謝を。あなたの退屈に、福音を。あ、そうそう。会場の東京渋谷駅・新南口は、いつの間にか風景が変わっているから気を付けて。まるでブレードランナーのように。雨が降ればもっといいね。
Still in the Dialogue 主宰 岡本浩幸
作品1:Private ~承認欲求が暴走した男の末路を“ある視点”から
Director/Peter Clay
東京都出身。書籍など独学で映画制作を学び、2022年から映画監督の活動を開始。2022年に短編映画『Neighbor』『onus』制作。2023年制作j『Private』では監督自ら、企画・脚本・演出・編集・出演を務め、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「Short Shorts Film Festival & Asia 2024 スマートフォン部門」に入選。その他、優秀賞・奨励賞など国内外問わず様々な映画祭で入賞する。2023年から映画祭「CFF(Clay’s Film Festival)」を主催。2024年から高円寺にて BAR「Film Holic」オープン。
東京生まれ湘南育ち。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒。商業映画やドラマの演出部と制作部で研鑽を積む。現在は屋号「ザンパノシアター」にて映像制作を行っている。特に短編映画を継続的に制作しており、国内外の映画祭で毎年入選や受賞を重ねている。多摩川沿いに住み、『土手と夫婦と幽霊』や『川を見に来た』、『ジェントリー土手』など「川」や「土手」をモチーフにした作品が多い一方で、『Elephantsong -A Tokyo Couple Story-』のような社会問題を扱った作品もある。二児の父。現在各種サブスクリプションで短編映画が多数配信されている。